ペット保険,猫

猫にペット保険を

 

うちには猫がいます。

 

訂正。

 

我が家には猫さまがいらっしゃいます。

 

我が家の猫さま、プロフィール。
 名前:ぐるり
 職業:癒し、冬期の布団の温め、夫婦喧嘩の仲裁など
 性別:メス
 年齢:推定10歳
 種別:雑種(元捨て猫)
 生息地:屋内のみ
 避妊手術:済み
 既往歴:一度、実家に一緒に連れて行ったときに、血尿を出したことがある。ストレスによる膀胱炎と診断。
 その他:超絶美形。少々肥満。かなり恐がり。

 

うちには子どもがいないので、ぐるり様はとても大切な存在。
少しでも長生きしていただきたい。

 

「ペットはペット。自然にゆだねる(多額の医療費をかけることまではしない)」というのも、ひとつの考えでしょう。
でも、うちでは、ぐるり様の健康と幸福のために、できる限りのことをさせていただく所存です。

 

では、その「できる限りのこと」とは何か。

 

家を猫さま仕様にリフォームする。
猫さまの健康維持のため、よく吟味したエサ(お食事)をご用意する。
よく遊んであげる(モトイ。遊んでいただく)。
おトイレの掃除をこまめにする。
・・・などなど、いろいろあります。

 

いざ!というときのためのペット保険への加入も、ひとつの選択肢かもしれません。

 

なにせペットの医療費は高くつく!

 

ペットの医療費は「自由診療」。つまり、人間の病院とは違って、診療費は動物病院の医師が「自由に」決められます。
つまり、理屈としては、医療費は青天井ということ。
また、当然のことながら、人間でいうところの「社会保険(医療保険)制度」もないので、診療費は全額負担です。
言葉を換えれば、「保険証を見せれば3割負担でいい」などという公的制度はない、ということです。

 

ならば、補償内容の充実したペット保険に加入すれば安心・・・・でしょうか?

 

ペット保険は保険料が高い!

 

早速、各種ペット保険の資料を取り寄せてみました。

 

比較をしようと思ったけれど、あまりにも多種多様で、正直、どこを比較していいかもわからない。

 

そこで、保険について一番肝心なことは何かを考えてみました。

 

一番大事なこと。それは保険料の安さ、です。

 

え、安さ? 安心ではなく?
そのとおり。

 

さらに正確に言えば、「少ない掛け金(賭け金!)で、万が一の大きな出費に備える」ということ。
自動車保険で対物・対人無制限にするのが望ましいのと同じ理屈です。
普通の人が、貯金では対応できないような多額の支払いに備えるのが、保険。
このレバレッジ(てこ)の原理が効いてなければ、保険を使う意味が少ない、と考えるからです。

 

実際、高い保険料で、何が補償されるのか。

 

たとえば、「ペット保険、シェアNo.1」をうたう「どうぶつ健保ふぁみりぃ」。
診療費の90%を保険金として受け取れるプランにした場合の例(パンフレットに載っていた例)です:

 

例1)下痢で1日通院し、19500円かかった。→保険金支払額17550円、自己負担1950円
例2)骨折で3泊4日の入院をし、手術を受け、30万円かかった。→保険金支払額252,000円、自己負担48,000円

 

このプランに加入するための保険料は、我が家のぐるり様(10歳)なら、年払いで58,550円!
もし仮に、0歳から加入していたとすると、継続割引を適用しても、10歳まででトータル約50万円を保険料として支払う計算になるのです。
猫の平均寿命(室内飼い、持病なし)は14〜16歳とのこと。となると、一生で支払う保険料は・・・!?

 

こんなに保険料を払うくらいなら、むしろ猫フードをワンランク上のものにして病気を予防するなど、健康維持のための他のことにお金を使いたい!

 

例2の手術&入院費の30万円ならともかく、例1の通院1回19500円は、確かに痛い出費ではあるけれど、決して貯金から出せない金額ではないですね。
貯金でまかなえるようなコマゴマとした出費は、割り切って貯金から出す!
これが賢い保険選びの鉄則です。

 

「手厚い」「安心」「幅広い保障」は、どうしても保険料が高くなります。

 

たとえば、「Theペット保険 PRISM」。

 

定番の「入院保険金」「通院保険金」「手術保険金」に加え、
・ガン手術保険金(ガン手術の場合は手術保険金の上限額が大きくなる)
・葬祭保険金(火葬、埋葬、供養用具購入費を補助)
・高度後遺障害保険金(四肢のいずれかを欠損した場合、ペット用車椅子等の購入費を補助)
・診断書費用保険金(保険金請求に必要な診断書の作成費用)
というように、「幅広い保障」が売り。

 

一番充実の「グリーンプラン」で、
・入院保険金、日額12,000円まで、年間60日まで
・通院保険金、日額6,000円まで、年間60日まで
・手術保険金、1回90,000円まで
・ガン手術保険金、1回150,000円まで
・葬祭保険金、30,000円まで
・高度後遺障害保険金、50,000円まで
・診断書費用保険金、年間10,000円まで

 

たしかに充実の安心保障です。でも・・・
猫の保険料(満12歳以下)は、年払い29,920円、2年一括払いでも55,350円!

 

うちのぐるり様の場合、今の年齢(10歳)から加入するとして、13歳からはシニア専用プランとして一気に値上がりすることもあり(年払い49,960円)、10〜16歳までの保険料は累計285,110円!!
仮に0歳から入っていたとしたら、16歳まででトータル約53万円です。

 

これって、本当にペイするの?

 

通院保険金? 1日、2日通院するくらいなら、貯金で出せばいい。長患いして通院するのでない限りは。
葬祭保険金? いくらかけるかは人それぞれでしょうが、3万の補助のために高い保険料は必要なし。
高度後遺障害保険金? 室内飼いの猫で四肢欠損って、確率低そう。
診断書費用保険金? 診断書もらうのに毎回何万もかかりますか? 不要。

 

何度でも言います。
チビチビと保険金をもらうために、多額の保険料を払うのは、本末転倒。

 

もっと大きい出費への備えだけに特化し、その代わりに保険料を安くしたような保険商品はないものか??

 

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